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こうのす広場編集部 TOPICS

第25回おやじバンドコンサートin鴻巣(2024)が開催【埼玉県鴻巣市】

今回は記念すべき25回目!満員のクレアが今年も揺れた!!

熱いステージで観客を魅了

2024年7月21日(日)13時30分より『第25回おやじバンドコンサートin鴻巣』が鴻巣市文化センター・クレアこうのす(鴻巣市中央29-1)大ホールにて行われました。

 

鴻巣市で続く伝統のフリーライブ。 毎年楽しみに訪れるファンも多く、開演時には1,000人規模のホールがほぼ満席になる人気のイベントです。

今年も、鴻巣市を中心に地元で活動するアマチュアバンド計7組が、 クレアのホールに音楽の花を咲かせました。

ロック、ポップスからニューミュージックまで 7組のアマチュアバンドが躍動!

トップバッターを務めたTHE TRIPPERS

記念すべき25回目のトップバッターは、おやじバンドコンサート常連、THE TRIPPERS。往年のオールディーズロックで会場を盛り上げました。

かつては大学の同級生バンド、今は結構偉い!?お医者さんたちです

司会進行は、こうのす観光大使・平山八重さん(左)

オープニングは実行委員長との軽快なトークでスタート

会場は写真撮影・録画・SNSシェアOK!

ステージ上で記念撮影が行われるなど終始アットホームな雰囲気

イケおじはもちろん歌姫もいます

コンサート入場方法

整理券を求めて午前中から少しずつお客さんがやってきます

2024年で25回目を数える「おやじバンドコンサート」。毎回、多くの来場者が訪れます。

開演は午後ですが、午前中から並ぶ熱心なファンも多く、混乱を避けるため、10時30分から整理券が配布されました。

 

なお、整理券はあくまでもスムーズな入場を促すためのもの。開場時刻には整理番号順のでの入場案内となりますが、コンサート自体は整理券がなくても入れます。

また、ホール内は協賛席を除きすべて自由席。バンド入替時などのタイミングで入退場も自由です(※2024年開催時) 。

出演バンドの「のぼり」が来場者をお出迎え

ライブ気分を盛り上げます

街でOYAJI BANDのポスターを見かけるようになったら

鴻巣の夏の始まり

来場者に配布される「うちわ」が整理券

記念すべき1番の方に撮らせていただきました

1番めに並んでいた方にお話を聞いてみました

ーー今日はどちらからいらっしゃいましたか?

1番さん「鴻巣市内から夫婦で来ました」

 

ーーおやじバンド歴はどのくらいですか?

1番さん「ここ15、6年(!)毎年来ています」

 

ーーお目当てのバンドはいらっしゃいますか?

1番さん「ほぼ全部です(笑)」

 

ーーおやじバンドコンサートは何でお知りになりましたか?

1番さん「今は出てないんですけど、ひいきのバンドをきっかけに知りました。それから毎年のように来ています。出演バンドも変わりますけど、新しいお目当てができたり、そのバンドをきっかけに、別のイベントに観に行くことができたりと、楽しみになっています」

 

ーーいつもどの辺でご覧になりますか?

1番さん「前の方ですね(笑)」

 

ーー突然話しかけてごめんなさい!お話聞かせてくださりありがとうございました。楽しんでください! 

設営・撤収から入場整理まで 企画運営は出演者自身で 手作りのコンサート

開演は昼ですが出演者は朝9時に集合

「今日は目一杯楽しみましょう!」

「おやじバンドコンサート」はフリー(無料)ライブ。収益が発生しないというイベントの特性上、地域事業者からの協賛や当日会場での寄付を募りながら、基本的に出演者の持ち出し(自己負担)で運営されています。出演者の皆さんは、出演料をもらうのではなく、ホールの利用料を払ってイベントを開催しているんです。

また、イベント時には、演者としてリハーサルや本番をこなしながら、スタッフとして裏方の役割も担います。ステージの設営・撤収、来場者対応まで、自分たちで行っています。

設営・撤収もプロの手を借りつつ自分たちでこなします

入場整理のプラカードを持つスタッフもすべて出演者!

演奏はもちろん全力投球

 リハーサルは前日夜と当日、開演直前まで続きます

出演者は地元で働く「普通の人」たち

ステージで輝くには理由があります

出演するのはアマチュアバンド。みなさん、鴻巣市をはじめ、地元で働く社会人です。

休みの日や空いた時間で自主練を積み、メンバー同士が集まれる数少ないタイミングでスタジオに入り音合わせをするなど、各バンド工夫をしながら晴れの舞台に向けて練習に励んでいます。

趣味や楽しみの一つでありながら、来てくれるお客さんのために、良い演奏で応えようと頑張っています。

本番直前まで舞台そでで練習する人の姿も

 職場の昼休みや仕事終わりなど

限られた練習時間のなかで腕を磨きます

25回目のイベント開催への想い 実行委員長さんに聞きました

おやじバンドコンサート in 鴻巣 実行委員会・代表の市川清さんにお話を伺いました。

実行委員長の市川清さん(左)

第1回から参加する数少ない出演者の一人、B6の伊藤篤史さんと

ーー今回は節目の第25回ですね。気持ち的に、あるいは企画として、今までとの違いはありますか?

市川さん「25回目という節目に実行委員長をさせていただくことを大変光栄に思います。特別な企画は特に用意していないのですが、この25回は、我々にとってはこれからも続いていくための通過点かなと捉えています。これまで同様、一回一回のステージを大切にできたらと思っています」

 

ーーコンサートには毎回たくさんのお客さんが来られますよね。長年のこのイベントのファンという方も、きっと多いと思います。そんなOYAJIファンのみなさんにひとこと!

市川さん「毎回これだけお客さんが来てくださることは、出演者にとって最高の喜びです。日常ではなかなか味わえないですからね。演者も楽しい、お客さんも楽しい。それがおやじバンドの良さだと思っています。演者はこの日のために1年頑張ってきました。ぜひ応援よろしくお願いします!」

 

ーー市川さんはもちろん出演もされますよね。演奏者としての意気込みもお願いします!

市川さん「2つのバンドでギターとドラムを担当します。いわば『二刀流』です(笑)。そのためにユニフォームも用意してきました(オープニングで着用)。頭をうまく切り替えて、ステージを楽しみたいと思います」

…節目の回でも平常心。

お客さんに楽しんでもらい、自分たちも楽しむ。 取材しながら、猛暑のなか足を運ぶ多くの人や、会場の熱気、バンドの皆さんのステージ上の笑顔を見て、このイベントの良さが今回も存分に発揮されたように感じました。

 

編集部スタッフも音楽の一日を思い切り楽しみました。

皆さんお疲れさまでした!また次回!!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。