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おおとり公園で防災イベントが開催! 鴻巣市の災害対策を学ぼう【埼玉県鴻巣市】

2月16日に行われた11の町内会による防災訓練企画。起震車や煙体験ハウスでリアル被災体験!

数日前までの寒波が嘘のようなぽかぽか陽気!

2025年2月16日(日)11:00~14:00に、鴻巣宿おおとり公園(鴻巣市本町1-2933)にて防災訓練イベントが行われました。

 

会場には、現役のポンプ車をはじめ、起震車や煙体験ハウスなどが設置され、午前中から多くの人が見学・体験に訪れました。

鴻巣市は安全な街?

私たちの街の安全は、実は多くの人々の力で守られています。

山や海がないことから「自然災害が少ない」といわれる鴻巣市。実は活断層が2つも通っているのをご存じでしょうか?

また近年、大きな災害は発生していないものの、2011年3月の東日本大震災では震度5強を記録、2019年10月の台風19号では大雨により荒川氾濫の危険が迫り、市内26か所に避難所が設置されました。

 

「災害は決して他人事ではない」「鴻巣のみんなでもっと危機意識を持とう」という目的のもと、約2年半の準備期間を経て、市内11の町内会から成る鴻巣第二地域防災推進協議会主催で初めての防災訓練イベントが開催されました。

大迫力! はしご車デモンストレーション

11時から行われた目玉企画の1つ、はしご車によるデモンストレーション。

多くの見物客に見守られながら、はしごの高度をぐんぐん上げる様子は圧巻の見ごたえでした!

徐々に高度を上げるはしご車。消防士さんもかっこいい!

このはしごは最長約30メートル、ビル10階の高さまで届くそう。

防災に特化した体験ブースいろいろ

会場では、各町内会が工夫を凝らした体験ブースを企画。消火器体験、AED体験、火災時の煙体験など、災害に関するさまざまな体験ができます。

また、炊き出し訓練として豚汁の無料配布や、危機管理が学べる絵本の読み聞かせ会なども行われました。

水が出る消火器で消火訓練。上手に消せるかな?

消防団のお兄さんと一緒に消火活動。これも貴重な体験!

現役のポンプ車に乗車できる体験も。消防服、似合ってるね!

子どもたちもたくさん来てくれました。

煙体験用のスモークハウス。

火災で怖いのは火よりも煙。避難する大変さも体験できます。

救急車が到着するまでの平均時間は8分。

目の前の命を繋ぐシーンがあなたにも訪れるかも。

雷電町町内会による炊き出し訓練。

豚汁400食が来場者に無料でふるまわれました。

埼玉出身のイラストレーター・影山直美さんによる読み聞かせ会。

午前・午後の2回開催され、サイン会も行われました。

 

子どもたちの日常にも「もしも」の危険がいっぱい。

絵本で楽しく学べます。会場で購入も可能◎

災害への備えどうしてる? 市民の方に聞きました

最大震度7を体験できる起震車。

「関東大震災」「阪神淡路大震災」など、過去の震災の揺れも再現できる起震車で取材スタッフも体験。

地震とひと口にいっても震度だけでなく、縦揺れや横揺れ、突き上げるような揺れや、繰り返し起こる揺れなど、その揺れの種類もさまざま。予測できない怖さも体感しました。

起震車を一緒に体験した親子連れの方にお話を伺ってみました

 

ーーすごい揺れで怖かったですね! 体験していかがでしたか?

お子さん(5歳)「ブランコで吹っ飛んだみたいだった!」

 

ーー今日はどちらから?

お母さん「本町です。回覧板でイベントを知って遊びに来ました」

 

ーーふだん何か備えはしていらっしゃいますか?

お母さん「冷蔵庫や食器棚を固定しておくとか、背の高い家具を置かない、とか。寝室には、家具は置かないようにしています」

 

ーー日頃お子さんとは防災について話したりしますか?

お母さん「幼稚園に通っているので『先生の言うことを聞くようにね』とか『お父さんとお母さんがすぐにお迎えにいくからね』と話しています」

お子さん「(地震が来たら)机の下に隠れる! あとは、公園の真ん中とか外の広いところに出る!」

 

ーーすごい! お母さんもお子さんも防災意識がすごく高いですね!

お母さん「私が静岡生まれなので、防災に備える意識が自分自身にも根付いているのかもしれません」

震度7の揺れを取材スタッフも体感中。写真もブレブレ(汗)。

静岡県は、東海地震や活火山防災など自然災害への防災対策の推進に加え、防災教育も盛んです。たまたま起震車でご一緒した方が、全国有数の防災意識の高さを誇る静岡県出身の方だったとは! 

 

日頃から備えること、防災の意識を家庭や地域で根付かせることが、やはり大切なんですね。

お話を聞かせていただきありがとうございました!

防災イベントに参加しよう

鴻巣市消防団女性消防分団および学生消防団の皆さん。

ボランティア団員募集中です!

会場には、主催者を構成する各町内会の皆さんをはじめ、地元・第二分団消防団の方たちも多数参加されていました。

印象的だったのは「鴻巣は災害の少ない良い街だけれど、私たち住民自身がもっと防災の意識を高めて行きたい」と皆さんが口々におっしゃっていたこと。鴻巣市が好き、だからより良い街にしていきたい―。防災対策への想いは、地元愛の表れのようにも感じました。

 

消防団の方たちは、日頃から啓蒙活動や訓練を重ねているので防災の知識もとても豊富。取材スタッフも、体験しながらいろんなことを教わりましたよ。

 

市主催のイベントや、各自治会の催しも不定期に開催されています。皆さんもぜひ一度、街の防災イベントに参加してみてくださいね。

会場でアンケートに答えるともらえる防災グッズ。

鴻巣市防災マップは鴻巣市HPでも閲覧できます。

主催 鴻巣第二地域防災推進協議会について

 

鴻巣駅東口の本町をはじめ、鴻巣市中央部の防災を担う消防団の一つ「鴻巣市消防第一方面隊第二分団」。消防団は、有事のときだけでなく、強風時には巡回警戒をしてくれるなど、日頃から地域を守ってくれています。

そんな消防団の活動に地域住民として何か協力できることはないかと、第二分団の管轄地域にあたる11の町内会によって立ち上げられたのが「鴻巣第二地域防災推進協議会」です。

少し長い名前ですが、地域消防団名の“第二分団”に敬意を表し、協議会名には「第二」の文字が入っています。

今回の防災イベントは、当該協議会によって、地域の防災活動貢献の一環として企画されました。

協議会会長・鈴木義尚さんによる開会挨拶

〈参考〉鴻巣第二地域防災推進協議会について

鴻巣市で消防団の再編があり、私たちを守ってくれている消防第三分団と第二分団が合併して鴻巣市消防第一方面隊第二分団になりました。それに合わせて担当地域の11町内会の町内会長が集まり、防災意識を喚起させるため鴻巣第二地域防災推進協議会を発足させました。

 

参加11町内は以下の通りです。

 

御成町町内会・富士見町町内会・仲町町内会・宮本町町内会・東町町内会・本一町町内会・雷電町町内会・加美町町内会・宮地町町内会・常久町内会・上三谷自治会

(出典:2024年12月「鴻巣第二地域防災推進協議会発足のお知らせ」より)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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