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こうのす広場編集部 TOPICS

鴻巣高校軽音楽部がオトナバンドフェスに出演!

鴻巣市を中心に活動するアマチュアバンドのフリーライブイベントが開催

「オトナバンドフェス アミーゴ2023」が、2023年9月17日(日)に菖蒲文化会館アミーゴ・文化ホール(埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲85-1)にて行われました。

 

鴻巣市を中心に地元で活動するアマチュアバンド計7組によるフリーライブイベントに、今回、埼玉県立鴻巣高校から高校生バンドが初参加。楽しいライブの模様と、音楽で繋ぐ地域の絆についてレポートします!

高校生バンドが躍動!

鴻巣高校軽音楽部からは1年生バンド「テルル」「PLANET BRIGHTEST」の2組が出演。

オープニングを飾った男女5人編成の「テルル」は、WurtS(ワーツ)「分かってないよ」を披露。一度聴いたら耳から離れないと話題のキャッチーなフレーズと、アップテンポの明るいオルタナティブロックで会場を盛り上げました。

部活動中のセッションから生まれた「丸の内サディスティック」

続く2番手に登場した5人組のガールズグループ「PLANET BRIGHTEST」は計2曲を演奏。1曲目の椎名林檎「丸の内サディスティック」は、なんと1999年(高校生たちが生まれる前)の曲です。Jazzyなメロディが渋かっこいい!

動画を観て練習 文化祭ではグランドピアノで演奏しました

部活動中のセッションから生まれたというこのレパートリー曲。もともとこの曲を気に入って練習していたキーボード担当の野上さんが、休憩中に繰り返し弾いていたところ、他のメンバーが加わって、自然と曲が仕上がっていったのだそう。

とにかく盛り上がる!「怪獣の花唄」

2曲目はVaundy「怪獣の花唄」を披露。前週行われた文化祭ライブでも盛り上がったという、今、大人気の楽曲です。

音楽と歌うことがとにかく大好き

実はふだん聴く音楽はバラバラだという5人。レパートリーはそれぞれ好きな曲、演りたい曲の候補を出し合って決めるのだそう。


いずれも特徴的な2曲を、ご自身のエアリーな声を生かして自然に歌い上げるヴォーカル担当の大野さん。そしてメンバーの皆さんそれぞれが、初めての広いステージでも臆することなく、明るく前向きに、そして等身大に演奏を楽しむ姿がとても印象的でした。

IRON MAIDENに憧れてベースをチョイス

軽音楽部に入りたくて鴻巣高校に

入学時に見た先輩たちの演奏が入部の決め手

演奏を終えて

演奏直後の「PLANET BRIGHTEST」の皆さんにお話を聞くことができました。

「いつかいちばん輝く惑星のようになりたい」

バンド名はメンバー全員で考案

ーーお疲れさまでした。今日の演奏どうでしたか?

PLANET BRIGHTEST(以下PB)「とにかく楽しかったです! まさかアンコール(1曲目の「丸の内サディスティック」を再演奏)が来るとは思わなくて…1回目はドキドキしましたが、アンコールはノリ優先で本当に楽しくできました」

 

ーーイベント出演オファーが来た時の反応は?

PB「やるしかない(笑)」「即決でした」

 

ーーこのような機会があったらやりたいですか?

PB「ぜひやりたいです!」「ライブとても楽しかったです。またやりたいです!」

 

ーー今後の活動予定を教えてください。

PB「校内イベントでクリスマスライブができたらいいなと企画中です」

 

お話を聞かせていただきありがとうございました。お疲れさまでした!

ライブの楽しさを次世代に繋ぐ 地元主催者の想い

今回の高校生コラボについて、イベントを主催したMUSIC STOCKER代表・久保田英治さんにお話を伺いました。

 ご自身もギター奏者として長く音楽に親しむ

(右から2番目が久保田さん)

ーー今回、地元の高校生に声がけをしようと思ったきっかけを教えてください。

久保田さん「これまで自分自身がアマチュアとして地元(鴻巣市)で音楽を長くやってきて、次世代、またその次の世代に、音楽の楽しさを伝えたいという想いがありました。特に今の高校生はコロナ禍で、学生時代に体験するはずだったさまざまなことができなかったという事情もあると思います。そういった意味でも、学生時代ならではの経験をさせてあげたいと思ったことがきっかけです。ステージに立つ体験を通じて高校生たちに、生のライブの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです」

リハ風景 高校生の音作りにオトナの皆さんが全面協力

編集後記

すぐそばにあり幾つになっても楽しめるのが音楽のいいところ

今回取材協力いただいた鴻巣高校軽音楽部顧問・荒井先生によると、生徒さんたちは、ほとんどの子が高校に入ってから本格的に楽器を始めるのだそう。年間を通じてライブをする機会は文化祭くらい、というなかで、出演した生徒さんたちの楽しそうな姿を見たときに、今回、ステージに立つ機会が1つ増えたことは本当に素敵なことだなと感じました。

 

令和の最新JPOPから洋楽の名曲カバーまで、生のライブはとても見ごたえ&聴きごたえがあり、取材をしながらもとても楽しいひとときでした。こんな交流が今後も増えていったらいいなと妄想しています。

 

出演者の皆さん、お疲れさまでした!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。