こうのす広場編集部 TOPICS
埼玉りそな銀行・ひなとま子ども食堂 小学生がランチとお金の勉強

1億円を持ってみる小学生
鴻巣市の埼玉りそな銀行鴻巣支店と吹上支店が、子どもたちに特別な夏休みをプレゼントしました。
2026年8月26日、両支店は市内と北本市で活動する子ども食堂「ひなとま食堂」の小学生を鴻巣支店に招待。お金について学ぶ金融教育などを行いました。両支店にとって、子どもたちを対象としたこうしたイベントは今回が初めてで、最後には驚きの体験が子どもたちに待っていました。
埼玉りそな銀行は、地域の子ども食堂などへの支援にも取り組んでいます。
個人客が夢中調口座を新規開設したり、紙の通帳から無通帳へ切り替えると、1件につき10円相当の物品を埼玉県内の社会課題に取り組む団体へ寄贈。昨年は県内のフードパントリーや子ども食堂などにお米を寄贈し、鴻巣市と北本市で活動する「ひなとま食堂」も、この取り組みによるお米の寄付を受けています。
そして今回のイベントは、ひなとま食堂が「子どもたちに金融教育や社会見学の機会を」と相談したことをきっかけに実現しました。

あいさつするひなとま食堂の田中代表
この日は低学年から高学年まで20人弱が参加。まずは、外食チェーン「餃子の王将」を展開する株式会社王将フードサービスから全国の子ども食堂に無償提供された「お子様弁当」で腹ごしらえをします。
保護者にもお弁当が手渡され、ひなとま食堂の田中代表は「保護者の方は2時間後に迎えに来てもらいます」と話し、保護者にもつかの間の休息時間をプレゼントです。
田中代表らスタッフも子どもたちと一緒にランチ。おいしいごはんに箸もおしゃべりも止まりません。
吹上支店の後藤支店長も、子どもたちから「今度の水泳大会で僕は何秒で泳げるでしょう?」「来月生まれる私の妹の名前は何だと思う?」といったプライベートすぎるクイズを次々に出されて楽しそうに答えるなど、あっという間に仲良くなっていました。

みんなで「いただきます!」

餃子のお弁当とお菓子

りそなグループのコミュニケーションキャラクター「りそにゃ」のぬいぐるみは参加者のお気に入りの私物
ランチの後は、いよいよお勉強。従業員さんが、「世界初の紙のお金は中国で誕生した」という豆知識や銀行についてやさしく教えてくれます。埼玉りそな銀行のルーツの一つである黒須銀行については、現在の一万円札に肖像がある渋沢栄一が設立にかかわったと説明。利益の一部を地域貢献のために役立てていたことから、地元では「道徳銀行」と呼ばれていたと言い、まさに今の埼玉りそな銀行の姿に重なりました。
続いては、銀行ならではの体験「札勘」です。
お札の種類が同じかどうかを確かめる「縦読み」と、枚数を数える「横読み」を、練習用のお札を使って体験。子どもたちはもちろん、大人も「うまくいかない」と言いながら夢中になりました。

お金の話をクイズでわかりやすく教えてくれた従業員さん

従業員さんの鮮やかな札勘にみんな興味津々

札勘の支店長対決は吹上に軍配?

お札をきれいに広げるのって難しい!
勉強の後は、支店内を見学します。
分厚い扉に閉ざされた貸金庫室では、銀色の引き出しが並ぶ光景に「すごい」と子どもたちは興味津々。ロビーでは防犯カメラの多さにも驚きました。すると従業員さんから「でも、カメラはお客さまのいる所より、従業員が働いているカウンターの中の方が多いんですよ」と教えられると、さらにびっくり。普段はなかなか見ることのできない銀行の裏側を、子どもたちは楽しみながら冒険しました。

防犯カメラがいっぱい! でも見られているのはお客さんより……
そして最後、おもむろに登場したのは、なんと一万円札の束。全部で1億円分です!
初めて見る1億円に、大人も子どもも大興奮。一人ひとりが実際に持ってみると、その重さは約10kg。中学生のボランティアも「人に『1億円持ってたよ』って言う」と笑い、食堂スタッフは「あれ本当のお金だったの? ダミーかと思ったー」と驚き、貴重な体験を楽しみました。
子どもたちは「貸金庫の扉が頑丈で、セキュリティーがすごかったです」「お金の数え方が知れて良かったです」と、充実した表情を見せました。

重い! 頭を使って持ち上げますが……

持てた!

これが1億円か

よいしょ

つま先立ちになっちゃう

自分のお金ではなくても、1億円を間近に見ると人は自然と笑顔になりますね

大人も持ってみた(この時もまだ、ダミーのお札だと思っていたそう)
今回の機会を喜んだ田中代表は、「埼玉りそな銀行さんにはいつもご寄付やご協力をいただいて、感謝しています。今日もまさか見学をさせていただけるなんて思わなかったです。面白い話も聴けて、子どもたちも良かったです。前にこうのす広場に出た記事の見出し『一緒に食べるとおいしいね』のように、私も今日は子どもたちと一緒に食べられて楽しみ、お母さんたちの笑顔も見られて良かったです」
と、感謝を伝えました。
鴻巣支店の佐々木支店長は、「埼玉りそな銀行では、子ども食堂への支援や小学生向け金融教育『りそなグループキッズマネーアカデミー』などに取り組んでいますが、私たちだけで進めるには限界があります。そこにひなとま食堂さんから話があり、田中さんが普段からご自身の時間を割いて一生懸命活動をされているとお聞きして協力させていただきました」と語ります。
忙しく、厳格な銀行業務の合間を縫って実現した時間。その粋な計らいは、子どもたちにとってかけがえのない夏休み体験になりました。

子どもたちを笑顔にした埼玉りそな銀行鴻巣・吹上支店とひなとま食堂の皆さん
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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