鴻巣おすすめランチ特集!!
SNS映えしそうな鴻巣愛にあふれた川幅うどんが目も舌も楽しませてくれます
川幅御三家うどん
ちくわとパプリカの天ぷらで水管橋、彩豆腐とかまぼこでお花畑、そして玉子焼きで雛段ピラミッドを表現!
鴻巣のご当地グルメといえばもちろん! 川幅うどんですね。
さる2018/11/10(土)・11/11(日)に熊谷スポーツ文化公園で行われた「第8回 全国ご当地うどんサミット」では、鴻巣の川幅うどんがめでたくアルゼンチン大使賞を受賞しました。
これは川幅うどん史に残る快挙です!!
こうのす広場編集部としても、川幅うどんの食レポはさらに強化していかなければなりません。
そんな訳で今回は、川幅うどんの有名店「手打ちうどん 長木屋」のレポートをお送りします。
地元の方は皆さんご存知の通り、「御成町」は鴻巣御殿で知られる徳川家ゆかりの地です。
そこに明治24年から店を構える「手打ちうどん 長木屋」。
手打ちと天然だしが自慢で、創業より変わらぬ製法・変わらぬ味を守り続けている名店です。
御成町をそぞろ歩いていると、川幅うどんののぼりが目に入ります
ついつい長居してしまいそうな、温かみのある店内風景
店内は写真を見てお分かりいただける通り、落ち着いた和のテイストで家族でもおひとりさまでもゆっくり食事を楽しめる雰囲気に満ちています。
壁には川幅うどんが様々なメディアで取り上げられた様子や、2015年に「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で川幅うどんが優勝した時の記事が貼られていました。
その様子からは、川幅うどんを出す店同士の「川幅うどんを鴻巣のみんなで盛り上げて行こう」という協力的な姿勢が感じ取れました。
また、鴻巣の赤物も飾られていて、そんなところからも深い郷土愛が汲み取れます。
これ以外にもたくさんのPOPやサインなども飾られていました
うどんに関する雑誌も置いてあります
可愛い鴻巣の赤物「鯛車」「熊金」が飾られていて微笑ましいですね
右は商標登録されている「川幅」の認定証
さっそくメニューをチェックします。
「川幅彩うどん…水菜・大根おろし・花かつお・温泉玉子で荒川河川敷の季節の色をイメージしました」
「川幅御三家うどん…鴻巣が誇る日本一の水管橋・お花畑・雛段ピラミッドをちくわ天・彩豆腐・玉子焼きで表現しました」
「こうのす川幅うどん…ぶたひき肉・玉子・水菜等でこうのとりの巣を作りました。つゆとぶたひき肉がベストマッチしてます!」
川幅うどんに+アルファの工夫が利いていて鴻巣愛に満ち溢れたメニュー。
う~ん、これはとてつもなく迷います!
徳川家ゆかりの鴻巣御殿のある御成町にあやかって、ここは「川幅御三家うどん」をチョイスしてみます。
同行者は「こうのす川幅うどん」にしました。
しばしの間、店内のいたるところに貼られている記事やサインをウロウロしながら(迷惑)眺めて待っていると…ついに待望の川幅うどんが到着!
「川幅御三家うどん」思った以上のインパクト!
まるごと1本揚げられた大きくボリューミーなちくわの天ぷら、そこに添えられたパプリカの天ぷらが水管橋の赤いアーチを表しています。
花の形の彩豆腐とさくらの形のかまぼこも、うどんの丼の中で華やかに咲き誇っています。
そして玉子焼きは、色はちょっと違いますが鴻巣が誇る「びっくりひな祭り」の雛段ピラミッドとして堂々と君臨します。
同行者が頼んだ「こうのす川幅うどん」
このサイズの麺が3枚入っていました!
さっくりと揚がった天ぷらは食べ応えがあり、逆に彩豆腐やかまぼこはふんわりと汁を吸い込んでいます。
関東風の濃いめの汁に練り物の甘みという組み合わせも相性が良いです。
そしてメインの川幅うどんは、最初は「もちもち」と弾力ある食感ですが、食べ進めていくとつゆがしみ込んで柔らかくなり、まるでワンタンのような「つるん」とした食感に変わる感覚が二度楽しめます。
これは川幅うどんの太さ(横幅ではなく高さ)が絶妙であるが故に味わえるのではないかと思います。
普通、麺類という食べ物は、伸びるとおいしくなくなるというのが通説のはずです。
しかし今回あたたかい川幅うどんを食べていて気づいたのは、伸びて柔らかくなっても別の食感が味わえて二度おいしいという意外な発見でした。
川幅うどん、奥が深い…。
川幅うどんの醍醐味に目覚めてしまった気がします…。
手打うどん 長木屋
所在地 | |
営業時間 |
昼…11:30~15:00(L.O.14:50) 定休日:木曜日 |
TEL | 048-541-0371 |
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