【解説】

土偶は現在でも「何のために作られたものなのか」「何をかたどったものなのか」の議論が続いているほど謎の多い縄文時代の制作物です。アイヌ民族が使っていた遮光器（サングラス）を付けているように見えることから名付けられた「遮光器土偶（しゃこうきどぐう）」やその顔が鳥のミミズクに似ていることから名付けられた「ミミズク土偶」など、独特の面白い形のものが多数出土しています。

鴻巣は埴輪で有名ではありますが、土偶も出土しており赤城遺跡から出土した遮光器土偶は県指定の文化財にも定められています。