うまい！やすい！また食べたい！地元で愛される鴻巣の隠れたB級グルメ！

鴻巣市の北、行田市に隣接する吹上地域は、B級グルメ「フライ」が人気です。フライとは、お好み焼きに似た小麦粉ベース・ソース味の郷土料理。具材は豚肉やネギ、卵や海鮮、キャベツなど、店によって異なりますが、油を引いた鉄板で平たく焼き、ソースや青のりで仕上げるのが基本。昔から地域で軽食やおやつとして食べられていたもので、今はお昼ご飯に店に食べに来たり、家族分を持ち帰りで買いに来て、家でのんびり食べる人も多い、地元では超・定番のB級グルメです。ご覧のとおり揚げ物ではないのですが、フライパンで焼くからフライと名がついた、という説も。

編集部が平日の正午前に来店すると、すでに店舗前の駐車場は車でいっぱい！店舗ではまず、レジで声をかけて注文し、番号札をもらいます。席は基本的に相席。4人掛けのテーブル席６卓とカウンター席少々。30人弱座れる店内で空いている席を探します。注文したフライを待つあいだも、来店客と持ち帰り客とがランダムに訪れ、店内には鉄板焼きの音がじゅうじゅうと響きます。待つこと30分ほどで、注文した「フライ小」が運ばれてきました！お皿からはみ出る出来たてのフライ。直径20センチほどの熱々をお箸でいただきます。もちっとあたたかで香ばしい、子どもから大人まで、誰が食べてもクセになる味です。店内・持ち帰り問わず、フライと焼そば両方を、手慣れた様子で注文する人がとても多く、地元の人たちにはとてもなじみ深い味なのだということがわかります。食べ終わったら番号札をもってレジでお会計。おいしいソウルフード、ごちそうさまでした！

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フライ・焼そばの店　山下