【走る!編集部】目指せ完走!~パンジーマラソンまで50日間の戦い
ついに本番!編集部ウエミー&ニッシーも無事完走!ランナーの皆さんお疲れ様でした!!
4年ぶりの開催! 第41回鴻巣パンジーマラソン[2023年3月4日(土)] イベント概要はこちら
3月2日(土)第37回鴻巣パンジーマラソンが、鴻巣市陸上競技場にて早春の青空の下、開催されました。
レースの花形!ハーフ部門のスタートは迫力満点!
(画像右端の赤いユニフォームがゲストランナー服部選手)
沿道から応援の子供たちにも大人気!仮装は大会を盛り上げてくれますね!!
今回の参加者は5,500名以上(うちボランティア約500名)、北は北海道函館から南は九州福岡まで、最高齢は87歳(原口市長・大会挨拶より)。昨年に引き続き、ゲストランナーとして出場の服部翔大選手(Honda陸上部所属)は、ハーフ部門を3分30秒ペースで走り、ランナーたちを後押ししました。
ゴール前で満開のパンジーがランナーを応援
パンジーマラソンは田園地帯の平坦なコースのため自己ベストを狙いやすい大会でもあります。一方で、親子部門やビギナー部門など、家族連れやラン初心者でも挑戦できる種目も用意されています。
自分のペースで挑戦できます
親子部門は手を繋いでゴール!がルール
ハーフ部門4,000名が一斉スタート!
服部選手はハイタッチで爽やかにゴール♪
会場では、レース前のエネルギーチャージにバナナが、レース後の塩分補給に豚汁が無料配布!500名以上のボランティアの皆さんも笑顔でランナーを応援してくれます!37年続く伝統の大会はランナーの受入体制も万全。荷物置き場やトイレ、着替え場所やロッカーもわかりやすく設置されています。また、ゼッケンはICタグ付きで朝の受付も不要!タイムや順位が載った記録証もゴール後スムーズに受け取れます。
これが食べたかったの
カッコよさもスマートさもないリアルな体験談!笑
少々長めですが...よかったらおつきあいください!
祝・完走!
大会4日前の練習で、第一関門突破すら怪しいことが分かり、直前にGPS付きのスポーツウォッチを手に入れ、大会に臨みました。とにかく、1kmを何分ペースで走っているのかを把握しないと、完走はない・・・!
背水の陣で臨んだ本番。スタートは、だいたいの目標タイム別に並んでいくのですが、制限時間を数秒でも無駄にしたくなく(笑)、私は「完走をめざす方」の一番前の方にしっかり陣取り、走り出しました。
沿道では、太鼓の演奏をしてくれている人たちがいてくれたり、たくさんの人と走っている感じが楽しくて、自然と早めのペースに。
GPSウォッチが1km通過ごとに、バイブで教えてくれるので、だいたいの時間がチェックできます。最初の5kmは6分前後で走り抜けました。
よし、その調子!・・・なんですけど、最初の5kmの時点で苦しすぎて、もう止めたくなりましたが(笑)、なんとか第一関門は突破しよう、と心に決め、必死に走りました。
途中、強風が吹く場所があり、ペースを落としたものの、6分30秒~7分程度で走れ、何とか第一関門を突破!
もうこれで私のノルマは果たした、後は無理のないペースでできるところまでがんばろう・・・!
第二関門が近づいてきたあたり、新幹線の高架下を通過していたのですが、このあたりが地獄でした。
パンジーマラソンは基本平坦なコースなので、アップダウンによる負担はないのですが、この高架下箇所、強い向かい風と日陰で、ダメージくらっている体には相当な負担でした。
何とか第二関門にもたどり着き、ここの給水で初めて水ではなくスポーツドリンクを選択して、少しエネルギーチャージ。
いったいこの地獄はどこまで続くんだ・・・!?と思って歩くようなスピードで走っていると、まわりにもポツポツ歩いている人たちが目に付いてきます。
それまでは、走るのを止めない、と強く思っていましたが、あまりの風の強さに、ついに歩いてしまいました。
が・・・あれ?歩いている方が風に対抗できるじゃん!
割り切って、早歩きでしばらく歩いて、強風をしのぎ、道を曲がったところで再び走り始めました。
でも、歩いてしまったことで(時間的に)ゴールはできないだろうとほぼ諦めており、第三関門(最終関門)突破は間に合わないだろうから、あと少しでおしまいだ、あとちょっとだけ!と走っていると、第三関門が見えてきたところで「あと45秒!」の声が聞こえてきました。
体は、もうこの辺でやめておこうよ、と言っているのに、うっかりがんばってしまい、あと30秒くらいのところで最終関門を突破・・・。
給水のおじさんが、「最終関門突破できたね!あとはゴールするだけだ!」と声をかけてくれましたが、
思わず「止めてもらった方がよかったかもしれません」と答えてしまう程の状態(笑)
あと3km・・・何とかがんばれる、か・・・?と思いながらも走り出しました。
先ほどの高架下ほどではないけれど、風の強いエリアが再び現れました。
また少し、歩いてしまいました。すると、後ろに何やら気配が・・・。大会を見守っている車でした。
「大丈夫ですか?」と声をかけられ、大丈夫だと答えました。でももう少し歩いてから走りたく歩いていると、ずっと付いてくる車・・・。
「まもなく交通規制が解除されてしまうので、そうしたら歩道を走ってください」と再び声をかけられ、わかりました、と返事をし、再び走り始めました。
残り2km。歩くようなペースで進みます。
競技場に入る手前には白バイと後ろで待機する一般車両が。何とか規制解除前に戻ってきました。
そして、ゴール!
参加賞とアクエリアスをいただき、ちょっとイスに腰かけていると、交通規制解除と大会終了のアナウンスが・・・。
ほんと、ギリギリだったんだなぁ・・・
その場で記録証をいただき、そしてお待ちかねのとん汁!
アクエリアスもとん汁も、疲れ切った体に吸い込まれていきました。本当にごちそうさまでした。
途中、苦しい時間だらけでしたが、沿道の方の応援や、ボランティアスタッフの方たちの力強い声援に本当に励まされました。
パンジーマラソン、とても素敵な大会でした!
来年も出るなら、次はもっとちゃんとトレーニングして余裕でゴールしたいな~。
今はまだ、来年もやる!と決断できないくらい体がボロボロなんですが、多分やるんだろうという気がしています。
その時はまた、よろしくお願いします!!
大会直前、忙しくて思うように練習できなかった私。編集部の使命として、ハーフでがんばるウエミーに代わり、バナナと豚汁のネタだけは確保するぞ!とカメラ片手に大会に臨みました。ウエミーとは走順が違うため当日は別行動で、そして私の家族は朝からスキーへ行ってしまい、会場では一人淋しく取材していましたが笑、スタート時刻が近づいてもそれほど緊張せず、楽しく走り出すことができました!
コースの1.5kmはふだんのランよりかなり短い距離。いつものペースで走れば、制限時間の15分までにはゴールできるはず。鉄砲玉のように飛び出していく同時スタートの小学生たちに巻き込まれないよう、マイペースで走り始めた...つもりだったのですが、きれいな競技場のトラックにウキウキしてしまい、ペースがわからなくなってしまいました。まだ折り返し地点にも来ていないのに息があがり、楽しく走る予定だったはずがなんだかちょっと苦しみながら必死に走るはめに。ですが、ふたたび競技場に戻ってくると、ちょっと嬉しくなってまたペースが上がり、無事ゴール!!
記録を見ると、ふだんのランでは走ったこともない5分46秒/1kmペース(ふだんは7~8分/1km)で走っていました!これぞ大会マジック!?
パンジーマラソンは、親子部門もあるせいか、とてもアットホームな雰囲気です。変にピリピリした緊張感もなく、服装もさまざま。ただあなどってはいけないのが大会のタイム。パンジ~という可愛らしい響きに騙されてはいけません!ふだんから運動を習慣にしている人や部活動からの出場者が多く見受けられ、大会に向けてしっかり準備をしておく必要を感じました。今回、出場してみて、服部選手はじめ、長距離を走る選手ほどカッコよく見え、次は5kmに出てみたいな~と密かに思うニッシーでした。大会は終わっても趣味のゆるゆるランは続けますよ~♪ 50日間、応援ありがとうございました!!
こうのす広場では、鴻巣市内のおすすめラン(ジョギング)コースを募集しています!こうのす広場フェイスブックまたはTwitter にてご意見をどしどしお寄せください!初心者~上級者問いません!(景色がいい、走りやすい、ひとまわりするとちょうど1キロ!自分を追い込む坂が最高!など偏愛ポイントも教えてくださいね!)
【教えていただきたいこと】
ハンドルネーム/コースの場所/距離(だいたいでOK)/おすすめポイント
コメント&メッセージお待ちしております!
パンジーマラソン(大会)
会場 鴻巣市立陸上競技場
所在地 埼玉県鴻巣市鴻巣634-2
設備 トイレ・水道あり、駐輪場あり
※大会当日は総合体育館にコインロッカーを設置
※大会当日は公共の交通機関をご利用ください
アクセス JR鴻巣駅より徒歩15分
公式ホームページ http://www.konosupansymarathon.com/
大会おすすめポイント
1.田園地帯の平坦なコースで自己記録が狙いやすい
2・ICタグ付きゼッケンで当日朝の受付の手間が省けレースに集中できます
3.豚汁とバナナの無料サービス
4.1kmごとに距離表示を設置
5.ゴール後すぐに完走記録証発行
6.各種飛び賞を用意!