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【地域密着】長谷川タクシーの魅力を深掘り!

【インタビュー】長谷川タクシー有限会社 代表取締役 長谷川 祐さん

鴻巣を走り続けて85年以上。異色の新社長が挑む、地域のタクシー会社の新しい形

提供:長谷川タクシー有限会社

代表取締役の長谷川祐さん

1940年(昭和15年)の創業から今年で86年。鴻巣・北本を走り続けてきた長谷川タクシーに、2025年1月、新しい代表取締役が誕生しました。IT企業やメーカーを経て入社した異色の経歴を持つ長谷川祐さんに、これまでの歩みと、これからの会社づくりへの想いをうかがいました。

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鴻巣市本町1-1-3 エルミこうのすショッピングモール3階 J305

タクシー業界の外から来た社長


長谷川さんのこれまでのキャリアを教えてください。

長谷川さん: 学生時代は情報システム部でプログラミングやパソコン自作に熱中していました。卒業後はパソコンメーカーのマウスコンピューターに入社し、その後は水の製造販売メーカーで品質管理からマーケティング、販売まで幅広く経験しました。そういった異業種での経験を積んだ後、35歳で長谷川タクシーに入社しました。

社長に就任された経緯を教えてください。

長谷川さん: 2024年9月に「彩の国 事業承継塾」の担当者との打ち合わせ中に、前社長の父から突然「社長になってくれないか」と言われたんです。まさかその場でそういう話が出るとは思っていなかったので、本当に驚きました。最初は不安もありましたが、周りの期待を感じてからは挑戦しようとポジティブに捉えるようにしました。2025年1月1日に正式に就任しています。

「他がやっていないことをやる」という経営哲学


IT出身の社長というのは、タクシー業界では珍しいですよね。経営に対してどんな考えをお持ちですか?

長谷川さん: 実は若い頃、アイドルの熱烈な追っかけをしていまして(笑)。国内ツアーに40公演連続で参加したり、ニューヨーク・パリ・ハワイまで海外イベントに行ったりしていました。最前列を確保するためにコスプレやハッピを着て目立つ工夫をする中で、「数千人いるファンの中で気づいてもらうには、他がやっていないことをやるしかない」ということを体感として学んだんです。

その経験が経営につながっているんですね。

長谷川さん: そうなんです。都内の大手タクシーの真似をするのではなく、この地域だからこそ意味があることをやる、という発想ですね。近隣他社がやっていない「陣痛タクシー」や「子育てタクシー」もその一つで、妊娠中の方やお子さん連れの方が安心して使えるよう事前登録の仕組みを整えています。「ハマるとすごい」という自分の性格はよくわかっているので(笑)、その熱量を今は経営に全部向けています。

「ひなちゃんの子育て支援ガイドブック」への掲載

「変える」と「守る」の対話


改革を進める中で、ベテランの乗務員さんとの関係づくりで意識していることはありますか?

長谷川さん: 前社長の父やベテランの乗務員が築いてきた信頼は大切な財産です。ただ変えなければいけないこともあって、そこは丁寧な対話を心がけています。

具体的にはどんな改革を進めてこられたんですか?

長谷川さん: たとえばキャッシュレス決済の導入では、当初「手間が増える」と強い反対がありました。それまでSuicaすら決済で使えなかったので、まずはQRコードのシールを貼るだけのPayPayから始め、文字の大きな自作マニュアルをラミネートして各車両に置くなど、現場が迷わないよう地道に工夫しました。


給与の口座振り込みへの移行も就任直後に取り組みましたが、個人的な事情から反対する方もいて……。丁寧に説明しながら、一人ひとりに寄り添って対応しました。泥臭いことの積み重ねが信頼につながると思っています。

今後のシステム面での構想はありますか?

長谷川さん: 配車・決済・無線などを1台のタブレットに集約して、乗務員がボタン一つでお客様の元へ向かえる環境を作りたいですね。「目安箱」で現場の声を吸い上げる仕組みも導入しました。ベテランも若手も、全員が働きやすい会社にアップデートし続けていきたいです。

シニアも若手も、活躍できる会社へ


採用についてはどのようにお考えですか?

長谷川さん: 「同業他社の従業員が『ここで働いてみたい』と感じてもらえる会社にしたい」というのが私の目標です。若い方には、変革の最前線に関われる環境が魅力だと思っています。アプリ対応やデジタル化、新車両の導入と着実に進化していますし、年次に関わらず現場の声が反映される風土も大切にしています。

シニア層の採用についてはいかがですか?

長谷川さん: 当社では70代の方が現役で活躍されています。健康であれば年齢の上限は設けていません。「無理なく長く働きたい」という方にもしっかり応えていきたいです。

「働きやすい職場認証制度」も取得されたそうですね。

長谷川さん: 国土交通省が定める認証制度で、労働時間・休日取得・法令遵守などが審査されます。一度挑戦して断念した経緯もあるのですが、お客様の信頼に応えるために必要だと再挑戦し、就業規則の全面改訂など会社全体で取り組んでようやく取得できました。「ドライバーが安心して働ける職場」という国のお墨付きは、求職者の方への安心感にもつながると思っています。

地域の安全を守る「見守り役」として


乗務員さんが特殊詐欺の防止に貢献されたと聞きました。

長谷川さん: 2025年11月の乗務中に、お客様の様子から違和感を覚えた乗務員が、目的地へ送り届けた後すぐに警察へ通報しました。その迅速な行動が決め手となって犯人が逮捕され、2026年1月に鴻巣警察署長より感謝状をいただきました。毎日街の隅々まで走るタクシーだからこそ気づける異変があります。お客様をお運びするだけでなく、地域の安全を見守る存在でありたいです。

 

それ以外にも、これまで弊社の乗務員がきっかけで特殊詐欺の防止につながった事例がいくつもあります。

過去の表彰式の様子

代表ご自身も表彰をお受けになったそうですね。

長谷川さん: 埼玉県交通安全協会より「交通安全功労者」として表彰していただきました。10年間の無事故・無違反が評価されたものです。会社全体で安全を大切にしてきた証だと受け止めています。これからも気を引き締めてまいります。

交通安全功労者として表彰

地域とともに、次の時代へ


最後に、地域の皆さんへメッセージをお願いします。

長谷川さん: 長谷川タクシーは1940年、曾祖父の長谷川民三郎が医師の送迎を目的に創業しました。太平洋戦争による一時休業を乗り越え、戦後に再出発し、86年間この地域で走り続けてきました。「いつでも誰にとっても安心して利用できるタクシーであること」「地域の暮らしを支える存在であり続けること」、その思いは創業以来変わりません。時代に合わせて進化しながら、これからも皆さまの身近な足として走り続けます。通院・通勤・送迎・観光、どんな場面でも、ぜひ気軽にお声がけください。

今回は、貴重なお話をありがとうございました!

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長谷川タクシーの最新情報

 

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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  • こうのす広場編集部

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