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新たに2つの文化財が指定されました!

新・市指定文化財について

令和3年4月15日付けで、登戸の獅子舞と安養寺愛宕神社古墳が市指定文化財に指定されました。

登戸の獅子舞について

登戸の獅子舞

文化財指定状況

・種別      無形民俗文化財

・名称      登戸の獅子舞

・所在地    鴻巣市登戸地内

・管理所有者    登戸獅子舞保存会

文化財の由来

 登戸の獅子舞は、江戸時代に原馬室の獅子舞から伝授されて始まったとされている。後継者等の理由で昭和34年を最後に途絶えてしまったが、平成9年の獅子頭修理を契機として平成17年には保存会が発足。途絶える前の獅子舞の資料が少なかったため、原馬室の獅子舞を参考にし、地元の古老による指導を受けながら練習を重ね、保存会自らの努力で平成18年に復活した。そのため、「女獅子の舞い手が女性など」変化も見られる。

獅子舞は法眼、女獅子、後獅子の1人立ち3頭獅子舞であり、東北地方から関東地方を中心に分布している形式である。構成は、獅子3人、錫杖(しゃくじょう)2人、囃子棒(はやしぼう)2人、弓張提灯(ゆみはりちょうちん)5人、高張提灯(たかはりちょうちん)2人、幟旗(のぼりばた)6人、万灯(まんどう)2人、花籠2人、花笠4人、笛方8人からなる。演目は、「すりこみ」「四方固め」「野廻り」「唱歌」「花見の舞」「女獅子かくし」「街道下り」である。ただし、「唱歌」は資料が残っていなかったため、復活の際に元の古老と自治会長が作成した。また、「街道下り」は原馬室の獅子舞を参考に新たに付け加えたものである。

中止期間が長かったことから復活には大変な苦労があり、道具の修理、笛曲の考案の他、舞の練習は復活まで毎月行われた。復活後も違和感を覚えた曲目は変更するなど、本来の獅子舞の姿を模索し続けた。また、後継者育成のために子ども用獅子頭を作成するなど、獅子舞の継承にも努めている。

 現在は、4月に悪霊退散祈願の風祭り、10月に五穀豊穣を感謝する宮登神社例大祭の他、イベントや施設に出向いて獅子舞を披露している。

安養寺愛宕神社古墳について

安養寺愛宕神社古墳

文化財指定状況

・種別          記念物・史跡

・名称          安養寺愛宕神社古墳

・所在地       鴻巣市安養寺371-1他

・管理所有者 個人

・年代等       古墳時代(6世紀ごろ)

         東西21.5m

         南北14.5m

         高さ約3.5m

文化財の由来

 鴻巣市安養寺では、これまでの調査により3基の古墳等が確認されている。安養寺愛宕神社古墳はその中の1基であり、昭和36年に市文化財保護委員会により調査が行われた。

大きさは東西21.5m、南北14.5m、高さ約3.5mであり、市内で墳丘が残存している古墳の中では1番高い。墳形は、南東側が削られ楕円形になっているが本来は円墳であったと考えられる。

遺物は土師器、埴輪の他、中世陶磁器、砥石などがある。中でも埴輪は、重要文化財が出土した生出塚埴輪窯跡や県指定史跡馬室埴輪窯跡等と同年代のものであり、本古墳は6世紀頃の築造と考えられる。

安養寺愛宕神社古墳は、市内では数少なくなった墳丘が残っている古墳である