地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、鴻巣の地域情報サイト「こうのす広場」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

鴻巣の地域情報サイト「こうのす広場」

こうのす花火大会 お役立ち情報

こうのす花火大会 花火マニア×実行委員会 対談

こうのす花火大会実行委員会長に花火マニアがあれこれ聞いちゃいました!

花火マニアの安斎幸裕が、こうのす花火実行員会長に一般的な質問からマニアックな質問まで、一問一答形式で質問してみました。

 

※インタビューの内容は2017年時点のものです。

花火マニア

花火マニアの安斎です。よろしくお願いします。

こうのす花火大会

実行委員会長

よろしくお願いします。

他の花火大会と比べるとまだ歴史の浅いこうのす花火大会ですが、なぜ鴻巣で花火大会をやろうと思ったのか、そのきっかけをお聞かせ下さい。

当時の商工会青年部は商工会の下部組織ということもあり、自分たちが誇りに思える事業もなく、他の団体と同様、惰性での活動となっておりました。

 

周りからは「どうせ集まってお酒飲んでるだけでしょ」「みんな集まって遊んでいるだけ」など、経営者が集まって遊ぶ会という目で見られていました。メンバーも、その現状に嫌気がさし、何か新しいことをやろう!と立ち上がったことがそもそもの始まりです。


盆踊りやよさこい祭り、サッカーや野球などスポーツ大会、イラストコンテストやミスコンなど様々な案が上がってきた中で、一番非現実的だと思われていたのが花火大会でした。でも、どうせやるんだったら大きなことをやろう! と花火大会について調査研究を行い、「自分たちでもできる」と確信が持てたことがきっかけでした。

第1回大会から約3000発を打ち上げ、第7回大会ではすでに15000発オーバー&三尺玉を打ち上げるまでに急成長しました。この急成長の裏には何が起因していたのでしょうか。

行政主導の花火大会では、大会予算の大半が運営費(設営や警備など)に回され、花火代は一部というのが大半でした。しかし、我々商工会青年部は経営者、後継者の集まりでもあり、設営などの費用は自身の会社から資材や重機などを持ち寄ることでコストダウンを図ってきました。また、最大の要因として、自分たちが汗水たらしながら設営することで費用を圧縮し、その費用を花火代にかけられたことが要因です。


それに加え、その姿を地元の人たちが見てくださり、若い人が頑張っているのであれば我々も応援しなくては!と毎年のように協賛いただく金額や件数が伸びてきたことですかね。

大会が大きくなるにつれ、観覧者も右肩上がりに増えて行ったと思うのですが、観客の誘導・安全対策等で気を使ったこと・苦労話をお聞かせください。

大会を運営するにあたり「事故がないのが当たり前」という考え方はどこの花火大会でも同じだと思います。近年の来場者の増加はうれしいことではありますが、楽しんでいただいた上で安全にお帰りいただけるようにすることに細心の注意を払いました。


小さな大会の時には全体が見えるため、声が届きやすく看板や誘導員の配置で対応していましたが、インターネットが普及した今ではWEBやSNSなどの活用し、最善の情報を出すことに気を遣っています。

こうのす花火大会といえば「大玉花火がバンバン打ち上がる花火大会」との印象が強いですが、大玉打ち上げにこだわったポイントは何でしょうか。

ほかの花火大会と同じことをやってても「すごい!」とは思いませんよね。だからこそ、我々は火力=迫力にこだわった、他では真似のできない花火大会を目指してきたのです。

三尺玉&鳳凰乱舞の打ち上げが、より一層こうのす花火大会を有名にしたと思いますが、この全国でも極めて珍しい大型プログラムを打ち上げようと思ったきっかけをお聞かせ下さい。

三尺玉も四尺玉も鳳凰乱舞もどれをとっても目玉プログラムとして一つひとつ大切にされて打ち上げられていますよね。それはどこでもやることだと思います。


四尺玉を初めて打ち上げる際も、カウントダウンをして・・・なども考えましたが、これを一つのプログラムにすることはどの花火大会も真似のできない事と考え完成させました。

四尺玉といえば「片貝」尺玉300連発といえば「柏崎」の印象が強いですが、正直ライバル意識はいかがでしょうか。またそれらと比較した際のこうのす花火大会の魅力を教えてください。

どこも素晴らしい花火大会なので、我々は「どこがライバル」や「どこかと比較して」などということは考えていません。


しかし、全国の有名花火大会の目玉プログラムが全て凝縮されていて、しかも1日で全部見られる! それも、関東のど真ん中である埼玉県鴻巣市で!! なんてことになったら皆さんうれしいのではないでしょうか。

ここまで来ると、五尺玉や尺玉500連発への期待も高まってきますが、将来的にはいかがでしょうか、ありえますか。

予算の確保や花火業者の技術が向上すれば可能かもしれませんね。

この素晴らしいこうのす花火大会を運営しているのは「鴻巣市商工会青年部様」ですが、どんな組織でしょうか? こうのす花火大会ならではの運営ポイントを教えてください。

地元の45歳までの経営者や後継者など、若い力が集結し、地元の商工業の発展のために頑張っている組織です。


行政主導の花火大会では思ったことをすぐに実行することはなかなか難しいですが、こうのす花火大会では良いと思ったものは全て取り入れます(笑)


民間で開催するメリットを最大限に生かし、現状に満足することなく、毎年新しい企画を取り入れながら毎年少しずつ進化し続ける花火大会を目指しています。

最後に、こうのす花火大会を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。

現在、着々と準備を進めています。

ナイアガラ花火の復活や同時開催イベントなど、見どころも年々増しています。

 

皆様のご期待にお応えし、楽しんでもらえるように精一杯頑張ってまいりますので、ご協力とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

また、お願い事項が1点! ゴミは持ち帰ってくださいね(^▽^)/

ありがとうございました。今年のこうのす花火大会、楽しみにしています!

1981年11月5日生まれ、福島県二本松市出身、千葉県船橋市在住。2011年に発生した東日本大震災で実家が被災し、気落ちしていたときに花火に出会う。これまで国内100箇所以上の花火大会を観覧。花火マニアとして、テレビ・新聞・ラジオなど各種メディアに出演中。

■ 花火マニア&愛好家「安斎幸裕」オフィシャルブログ
http://hanavideo.jp/
■Twitter

https://twitter.com/hanabimania_az/

■ Facebookページ
https://www.facebook.com/hanavideo.anzai/

■ Youtube

https://www.youtube.com/user/ph0enix2011

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

この記事に関するキーワード